【レビュー】忙しいママのための七田式「自分で学ぶ子」の育て方、を読む双子育児に忙しい父 

七田式、忙しいママ、自分で学ぶ 書評
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この記事は【七田式】て何、という方に書籍【忙しいママのための 七田式「自分で学ぶ子」の育て方】を参考にしながらお答えします。

オトンが七田式(しちだ、と呼びます)を知ったのは毎朝、通園で通る道の途中に、七田式チャイルドアカデミー、とやらの看板があったからです。

その看板の下には、胎教コース、幼児コース、小学生コース、とありました。チャイルドアカデミーだから当然なんですけど『アカデミー』、てなんか仰々しいな、て印象でした。

保育園問題があり、なかなか思うような保育園に行けない。ましてや、認可園に行けるだけマシ、のような雰囲気があります。そうはいっても、保育園ならどこでもいいわけではないんですよね。

最近、将棋の藤井聡太で有名なのが、モンテッソーリ教育ですよね。モンテッソーリ教育に関しては別記事で書いていますので、ご参照ください。

【レビュー】モンテッソーリ教育を学ぶ、5人子育て中の父ー見守ることが大事ー

その中で保育園ではないのですが、子供にとって何がいいのか?とりあえずなんとか保育園に入ったら親としてできることはないかと思い。この本を読んでみました。

忙しいママのための 七田式「自分で学ぶ子」の育て方 (2018/9/2)

引用元:公式サイト

自らの闘病経験から健康に対する意識を高く持ち、心の子育てとともに、七田式右脳教育理論を築く。1997年、社会文化功労賞。 また、国際学士院の世界知的財産登録協議会より七田式右脳教育法が最優秀理論・世界知的財産として登録され、世界平和功労騎士勲章を受章、騎士(ナイト)の称号を受ける。

【七田式】と七田 眞氏(1929~2009)が創設。現在は七田 眞氏の次男である七田 厚氏がその意志を受け継ぎ頑張っているようです。公式サイトには1番最初に

【認めてほめて愛して育てる】

我が家は縁あって【さくらさくらんぼ保育】(詳しい内容は以下)をしているのですが、

【レビュー】5人の子育て中の父、斎藤公子の保育を学ぶ

早期教育の善悪はさておき(さくらさくらんぼ保育は否定しているので)、内容はとても良かったと思います。忙しいママへ向けて書かれているだけあって、優しいです。

それでは以下に自分アウトプットをかねた本の感想を述べていきます。ネタバレ注意です。

ブログ内容
5人子を持つ親として子育て中心に日々の成長を中心に描いていきます。

忙しいママへこれだけ

忙しい中、最低5分でも時間をつくる

絵本を読むでも、ジグソーパズルでもとにかく、片手間にできないことが大事。

子供の心に後々までに残るのは一緒に過ごした時間

わがまま いじわる うそ はんこう 、この約束に反したときだけしかる 

親も人間、感情で叱るときがある。ある程度の基準がないと、子供はいつも親の顔色をうかがっていなければならない。自分の家でのルールを夫婦感で話し合う。大事なことは父親と母親のポイントがずれないようにすること

オトン
オトン

本当に感情で叱ってます…、ルール・基準があったらその時々で叱らないようになるなら是非そうしたい

子供にも謝る

親も失敗することもうまくいかないことも。子供にとってはあらゆることにおいて、親は見本。子供に謝ることは教育にもなる。

できない約束はしない 

『もう夕食ぬき、ゲーム捨てるよ』などできない約束はしない。大人は約束しているつもりはないかもしれない、子供を叱るときのマイナスの口約束、できない約束はしない。

約束をしたら絶対に守る、仕事の締め切りと同じレベルで。それが信頼関係につながる。と。

約束を守るのは人間関係の基本、子供だから大丈夫は親が子供に甘えている。

根底に主従関係がある。

オトン
オトン

これはドキッとしましたね。ま、親は子供の見本、ロールモデルとはどこでも言われてること。本当にその通り。子供に甘えてる、強烈な指摘ですね

叱るべきところで叱る

愛、厳しさ、信頼を子育ての三種の神器。

愛が伝わった上での厳しさが必要。自立を促すために、信頼。子供を外の世界に一人で。叱りすぎてしまう、はルールで対応。

オトン
オトン

七田家では「愛 厳しさ 信頼」としているみたいだけど、どれも抽象的で少し難しいですね。三種の神器て最近でも使うのかな

子育てに必要なものは根気

やっとできるようになったことが次の日またできなくなることは多々、当たり前です。

オトン
オトン

ビリギャルを慶応大学に入れた先生が、『何度言ったらわかるの?』という答えは532回と言っています。とういうことで数回、言ったくらいで怒るな、と言う話ですが、そもそも同じことを何回もいうことがツラいですよね。

『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』
あの山本五十六の有名な格言。ま、山本五十六と言っても知らない人も多いでしょうが。

引用元:Wikipedia

《七田式教育》

0から5歳までが大事  

脳は3歳までに8割方、5歳なるまでに大人並の大きさになります、ですと。知らんけど。子供がより少ない時間で習得することができる。早くはじめた方が親も子も楽。後になればなるほど努力を要する。

オトン
オトン

早期教育それはそうかもしれない、でも子供が【勉強すると親が喜ぶから】、という気持ちでやっていることはないだろうか。そう思うと切ない。合う合わない子供による

0歳から素質を育てる。脳の情報伝達をしている配線を強固にすること。後ほど、出てきますが英語教育も重視しています。

【最新学習法!】世界の七田式メソッドを取り入れた話題の英語教材!

子どもの才能は期間限定です

引用元:公式サイト

このことはモンテッソーリ教育では【敏感期】と呼んでいます。敏感期に関してはモンテッソーリ教育の別記事で紹介していますので、興味がある方はご参考にしてください。

【レビュー】モンテッソーリ教育に興味あるパパに<自分でできる子に育つ「ほめ方」「叱り方」>

この頃に記憶の訓練をすることで将来の暗記にも役立つ、と。決して小学校の内容を先取りすることではなく、10の基礎概念を教えることを目標

10の基礎概念

『色』『形』『大小』『数』『量』『空間認識』『比較』『順序』『時』『お金』

だそうです。これらを身に付けると会話の表現が増すためだそうです

家での実践方法としては、

①家具巡り

例えば、『これはテーブル、四角いね』『この食器棚の色は、茶色』『これはオレンジ色という。オレンジ色のソファーだよ』など

②時間遊び

例えば、1分という時間をあてるゲーム。

オトン
オトン

正直、暗記が好きな子いると思うが子供による部分が大きい。インターネットで多くのことがわかる時代に暗記が大事なのだろうか、暗記ができるに越したことはない、いわずもがな。ただその小さいときに手足を使い遊んだもの、ドロドロになって遊んだことは何かしらの意味があるのでは…きれいごとかな

お手伝いをお願いする

人には役に立ちたいという心がそなわっている、特にママの役に立ちたい 自分でやったほうが早いがそれをやらせてほめる。すると自己肯定感があがる   

オトン
オトン

“来ました、最近マイブーム、【自己肯定感】。子供は特にママの役に立ちたいと強く思っている。親が自分でしてしまった方が早い!しかし、子供はお手伝いをすることっで家族のメンバーの一員として認められていると感じ、そんな自分を誇らしく思う、結果として自己肯定感が上がる” 良いと思う。是非お願いしよう

自己肯定感について、色々な教育法を読んだ上で別記事にまとめて記載しました。ご参考に

5人の子育て中の父、育児書に学ぶ自己肯定感とは?【2022年時点】

習慣化することで自発的に動く子になる 

決まったスケジュールを作る。毎日何時に起きて、何時にご飯を食べ、何時に寝る。これに勉強などを組み込み習慣化する。

オトン
オトン

これは非常によくわかる。実際はどれだけの大人、親がスケジュール化をできているか。一見、堅苦しい生活のように思えるが、当然そのスケジュールには空き時間、自由時間も組み込まれているわけでゆっくりする時間がない、というわけではない。

毎日、計画せずに、その時々に合わせながら生活していく方がどれだけ疲れ、どれだけ消耗するか。小学校には時間割がある、思いついたままやってもカリキュラムは絶対終わらないし、多くの子供はその時間割に従うはず。

なんでもokみたいなゆる父親とスケジュールに厳しい母親なら、

子供がどっちに合わせる方が楽と考えるか?は、簡単に答えはでる。夫婦揃ってスタンスを合わせる必要がある”、と思う

子供が自分で気づくことが成長につながる

子供がちょっと苦労していると手をさしのべるのはダメ。失敗を繰り返すことで成長の糧とする。失敗しない人生などないから、失敗から学ぶ力は非常に大切。

オトン
オトン

この中で非常に温かい言葉があります。さすが、本のタイトルに【忙しいママ】とあるだけのものはある。それは忙しすぎるママは「子供に申し訳ない」と思っているかもしれないが、一緒にいられる時間に愛情を伝えていれば、子供が学びを成長する貴重な時間になる、と書かれています。 なんと、救われる言葉でしょうか。大前提として【一緒にいられる時間に愛情を伝えていれば】、とありますが。

<七田式子育てルール>

メインテーマになります。

<七田式子育てルール>
  1. 大切なことは絵本から学ばせる
  2. 子供が夢中になれるものと出会える場をつくる
  3. 「まごわやさしい」食事を心がける
  4. 子供の心に残る言葉を伝える
  5. 小さい頃から英語にふれる
  6. 遊びながら、一緒にいろいろ覚える
  7. 素質を高めて自由な時間をつくる
  8. 愛のあるコミュニケーションをとる

では、それぞれ具体的にみていきましょう

1.大切なことは絵本から学ばせる

「ひつじかいとおおかみ」正直でることの大切さを教える。「うさぎとかめ」地道に頑張ることが大切とわかる。親がいくら注意しても本人はそう思わなければ変わらない。自分で気づくことが大事絵本の1番の目的は親の愛を伝える。 先ほどもでてきたが、片手間ではできなからこそ大事

オトン
オトン

子育て三種の神器って覚えていますか? 愛、厳しさ、信頼でしたね。 でも愛を子供に伝える?てどんなして、て感じですよね。あまりに抽象的すぎる。 そう、賢明な方はお気づき、絵本の読み聞かせは愛を伝える具体的な方法。なるほど、だから大事と言われれば、しっくり来ますね。なんとなく大事なことはわかっていましたが

2.子供が夢中になれるものと出会える場をつくる

プラネタリウム、ファミリーコンサート、実験教室など子供が体験できる場に参加するそしていろんな絵本を読んで子供の興味を探る。

オトン
オトン

確かに年齢やその時々により子供たちの好きな本は変わる気がする。いずれにせよ、絵本が大事、てことですね。覚えてますか?絵本の読み聞かせは愛を伝える具体的方法。

3.「まごわやさしい」食事を心がける

ま:豆 「ま」は豆類。

ご:ごま 「ご」はごま

わ:わかめ 「わ」はわかめなどの海藻類

や:野菜 「や」は野菜。

さ:魚 「さ」は魚。

し:しいたけ 「し」はしいたけなど、きのこ類

い:いも 「い」は芋類。

オトン
オトン

世のお母さん達は常識かもしれません。しかし、オトン「初耳」 orz;、変な日本語なので何かしらの頭文字とは想像ついたですが。食は体だけでなく、性質をも形作る、ということです。そして、メニューや素材よりも「家族で食べる」が大事、一人だと心が育たないようです”

4.子供の心に残る言葉を伝える

オトン
オトン

これ大事!ん~、以前どこかにも書いたのですが、オトンに残っている言葉、それは小学3年7組だった、担任の先生からの言葉です。いつも通り、何の勉強もせず受けた算数の図形のテストで高得点をとったのです。するとその先生から母親に「この子は図形が得意だからきっと」将来、伸びますよと。それを聞いた母親はとてもうれしそうでした。


伝える言葉に根拠はなくても、根拠のない言葉は根拠になりえる

心の支えになる言葉をかけていきたい!!!
やはり感情にまかせてひどいことを言ってしまわないために、アンガ-マネージメントは非常に大事だと思うこの頃

逆にですよ、ネガティブな言葉をかけることはどれほどその子の未来に影響を及ぼすか。恐ろしい話です
そして、うまく言葉を伝えられなくても、ぎゅっと抱きしめるなどスキンシップだけでも十分

5.小さい頃から英語にふれる

5個のフレーズを一緒に暗記したりしてゲーム感覚でやること。これに関してはなんとも言えないが、小さい頃からアルファベットが身近にあるかどうかだけでも違う気がする。我が家は早期英語教育はやってないけど、2歳とかで必要かは別にして悪くはない気はします。

【最新学習法!】世界の七田式メソッドを取り入れた話題の英語教材!

ちなみに、娘をハーバード大学にいれた廣津留氏のやり方はこちらの記事で紹介しています。

【比較】世界のトップ1%に育てる親の習慣 vsオトンの習慣<学習編>

6.遊びながら、一緒にいろいろ覚える

しりとり、電車の駅、トランプなどを利用して。

7.素質を高めて自由な時間をつくる

小さい頃から覚えることを意識する覚えるものは何でもいいから、暗記する力を鍛える、感じです。

8.愛のあるコミュニケーションをとる

愛、今回のキーワードですね。覚えていますか?黙ってほっておいても愛は伝わらない! スキンシップはその方法の一つ
それと笑顔で接する。
子供はママの笑顔をみていると、「自分の存在がママを幸せにしている」と感じるはず。それは子供の自己肯定感を非常に深いところから支える。

親の役割はやる気を育てること、筋道をみせること

親に「やりなさい」と言われて、しぶしぶ勉強する子を育てても意味がない。

ちょっとのやる気を落ち挙げたり、ちょっとした成功を褒める。そのためにしっかりと見ていなければならない。

勉強は難しくなるから内容をみるのではなく、勉強しようとする姿勢をほめたり、応援する
獣医になりたい、と言ったらどんな勉強が必要で大学6年間勉強、国家試験があることを伝え道筋をみせる、そして今できるスモールステップを伝える

答えは子供の反応から受け取る

子育てのアドバイスほど難しいものはない。一般的なアドバイスがあてはまらないことも多い。なのでこの本の内容も鵜呑みにしてもらいたくない

何か新しいこと(習い事など)をするとき、子供の反応をみる
いやいやしても成長は望めない。やりたいと思ったときがそれを始めるベストなタイミング。

子供の本当に好きなことをみつけるためにはトライ&エラー。でもここが親の頑張りどころ。

例えば、
いやいや期は「親のいいなりにならない」とうサインで自立心の芽生え。

おまけ

最初の子が1歳なら親としての自分も1歳。10歳になっても「10歳の子の子育て」は初めて、2人目、3人目でも「三男の子育て」は初めて、などいつも新たな経験うまくいかないことを悩まない。当たり前!

オトン
オトン

この言葉、好きだな。

子育てが楽しくないなら 

  • 子供に毎日10回「あなたのことが大好きよ」と言う。言い続けることで状況はかわってくる
  • 自分が犠牲になっていると感じるなら、自分自身の自己実現のため積極的に動き始める。仕事でもボランティアでも。

  ➡「私の人生の一部は子供の人生」なんて考えていると子供の重荷。子供は親を振り切って自分の世界にすすむ

読み終わって

過ぎてしまえば子育てはあっという間」とよく言われます

どうでした?正直、結構ガチガチの早期教育について書かれていると思ったので、この内容は意外でしたし、オトンは結構好きでした。斎藤保育をやっている我が家としては、早期教育は相反するものなのでなんとも言えませんが。みんな英語で苦労しているだけになんとも言えません(笑)

最初の子が1歳なら親としても1歳。10歳になっても「10歳の子の子育て」は初めて。2人目、3人目でも「三男の子育て」は初めて、などいつも新たな経験。うまくいかないことを悩まない。当たり前!

なるほどね~、て感じです。

以上、今回は【忙しいママのための 七田式「自分で学ぶ子」の育て方】からお届けしました。
「忙しいママ」?
「忙しいママ」??
ママの気分で読んでしまった。確かにパパのことについてはあまり触れられていなかった。


最後まで読んでいただきありがとうございます、ほな~


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