双子を含む5人子育て中のオトンです。
世の中には子育て情報が溢れています。どれが正しいとか、絶対に正解、はないというのはわかっているのだけど、いろいろと気になります。
そんな中、今回は子育て業界では有名でTVなどでお見かけするこのお二人、佐藤ママと廣津留氏を比較しながら共通点と相違点を拾い上げてみました。
元ネタは各々ご自身が出版されている本からになります。
廣津留氏の子育て方針に関してはこちらを参考にしています。
【廣津留流】世界のトップ1%に育てる親の習慣 vs父親の習慣<生活編>
佐藤ママの子育て方針に関してはこちらを参考にしています。
本からの引用になりますので、お二人の思想をそのまま表現したものかと言われますとそうは言い切れない部分はありますが、お二人の考え方からはそれほどズレたものではないかな、と思います。
それではどこがどう違うのか?、どこは同じなのかを具体的にみてみましょう。
佐藤ママと廣津留氏の相違点
そもそも廣津留、て誰? 佐藤ママ、って誰?という方に簡単におさらいします。
廣津留(ひろつる)真理

佐藤ママ(亮子)

お二人とも子育て界ではTVに出演するほどの有名人です。なぜ、有名かと言いますと、
廣津留氏は一人娘がハーバード大学という世界でもトップクラスの大学を首席で卒業し、世界一の音楽大学と言われるジュリアード音楽院を卒業されたから。
佐藤ママは4人の子どもが全員東京大学理科三類に合格したから、です。
お二人の年齢は確認できませんでしたが、お子さんの年齢を考えると比較的近いのではないでしょうか。
では、まずおおざっぱに
廣津留氏 | 佐藤ママ | |
卒業大学 | 早稲田大学第一文学部 | 津田塾大学英文学科 |
子どもの数 | 一人 | 四人 |
子どもの進路 | ハーバード大学、ジュリアード音楽院 | 東京大学理科Ⅲ類 |
中高、塾 | 公立進学校、塾なし | 有名私立、浜学園 |
重点ポイント | リーダーシップ、ボランティア | 算数、国語 |
英語の早期教育 | 必要 | 不要 |
親のお手伝い | 推奨 | 不要 |
英語の早期教育について
共通点のところにも書きますが、驚くことにお二人とも英語の先生ではあるのですね。
しかし、英語というものに関しては考え方は異なります。

語学、英語というものに対する考え方の違いなのかと最初は感じたのですが、よくよく考えると佐藤ママのように、中学校1年生で日本の最難関である灘中学に合格させるには、小学校のときに受験科目にない英語をやっている余裕なんてないんですよね。
ちなみに七田式では早期英語教育をすすめています。
【レビュー】忙しいママのための七田式「自分で学ぶ子」の育て方、を読む双子育児に忙しい父
モンテッソーリ教育では海外の教育法であることもありわざわざ英語に言及はしていません。敢えて言うなら子ども自身が英語を求めるのか?ということになりますか。
【レビュー】モンテッソーリ教育を学ぶ、5人子育て中の父ー見守ることが大事ー
お手伝いについて
自立に関しては、廣津留氏は無理に一人でさせるのではなく、一度、親がやってみせて本人にやる気があればそのまま。佐藤ママは時間は限られている、基本的には親がすべてやる。
佐藤ママと廣津留氏の共通点

・子どもの習い事にバイオリン
・TVなどの画面はなるべく見せない。
・勉強しなさいと言ったことはない
・家庭での語彙や会話を重視し『教育は家庭から』
・学校の皆勤賞は必要ない
・大分県出身?、英語教師
まとめ 佐藤ママ vs 廣津留氏

いかがだったでしょうか?
いつものように極論を言うと、子どもはそれぞれ決して同じではないので、同じことをしても同じ結果を望むのは難しいと思います。
どちらも子どもを思う強い気持ちはかわりません。
なんと、お二人は2017年に対談しているのですね。どんな内容かは下記の有料記事になっています。
業者を挟んだ対談であり、当たり障りのないことを言っていると思うので読んでいませんが、興味がある方はどうぞ
【朝日新聞DIGITAL】日本の英語教育、ダサすぎる 佐藤ママと廣津留さん対談
廣津留氏は、偏差値、大学名にこだわることを化石化した教育、と言っているので、佐藤ママとは相反するところに位置しそうです。また対談の後日、化石化教育に興味がないので各ご家庭の考え方でいいのでは、と仰っています。
個人的な印象としましては、以下になります。
佐藤ママ:子ども達もさることながら親の努力、が大前提。徹底して子どものために。家族の絆と偉業という点から、ボクシングの亀田親子にも通じるところを感じました。
廣津留真理氏:娘さんが優秀すぎる。お子さんは一人なので普遍的な方法ではなく、優秀な娘さんがたまたまハーバード大学、ジュリアード音楽院に行った感は否めない。
内容はかなり省略はしていますので、お二人の子育て方針に興味をもたれた方は実際に今回参考にさせていただいた本を購入し読んでいただくとより詳しくわかると思います。
子育てに正解はないので、オトンにとって最近、この手の本は偉人伝、みたいになってきました(笑)

お二人の共通点から大事なこととして
□TVやスマホ、ゲームなどはなるだけ避ける
□教育は家庭から
最後まで、読んでいただきありがとうございます。では
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